落雁の楽しみ方|季節行事(七夕・お月見・ハロウィン)をご自宅で
さらりとほどける口どけ、木型に映る可憐な意匠。落雁(らくがん)は、ひと口に季節の情景が宿る和菓子です。お茶請けはもちろん、テーブルにそっと置くだけで場の空気が整い、行事の“しつらい”が完成します。ここでは落雁の基礎と、七夕/お月見/ハロウィンという三つの季節行事に合わせた楽しみ方、そして贈り物に選ぶコツをご紹介します。
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ご自宅で楽しむ落雁(らくがん)
落雁は和菓子の干菓子。米・豆・蕎麦・栗などの粉に砂糖(例:和三盆)を合わせ、木型で丁寧に押し固めて乾かす“打ちもの”です。さらりとほどける口どけと上品な甘さ、木型が生む季節の文様が魅力。形崩れしにくく日持ちも良いため、常備しておけば来客時にさっと器へ、普段のお茶時間にも気負わず一枚。
煎茶・加賀棒茶はもちろん、コーヒーや紅茶にもよく合い、並べるだけでテーブルに季節のしつらいが整う、自宅で楽しむのにぴったりの和菓子です。

季節ごとの落雁の楽しみ方
七夕の落雁
一年に一度だけ巡り会う夜に寄せて、織物の名手・織姫が彦星のために紡ぐ“糸巻”を意匠に映した「糸巻落雁」です。
七夕の由来にある中国の伝統行事「乞巧奠(きっこうでん)」では、針や糸、果物、菓子などを供え、五色の糸を用いる習わしが伝わります。色違いの落雁を並べれば、願いを結ぶささやかな設えに。さらりとほどける和三盆の甘みが、笹飾りや短冊の風情を静かに引き立てます。

お月見の落雁
中秋の名月には、名月・兎・抹茶など月見にちなむ意匠を。淡い甘みが夜のお茶時間を邪魔せず、月を眺める静けさを引き立てます。白磁の小皿に丸い落雁を一枚、脇にススキを一枝。それだけで“お月見の設え”が完成。熱めの煎茶や焙じ茶が相性抜群です。

ハロウィンの落雁
おばけやかぼちゃを端正に写した和三盆落雁は、軽やかな甘さで大人のハロウィンを上品に演出。クッキーやチョコよりも口当たりが軽く、食後の一口にも最適です。ティースタンドに橙・紫・白の配色で並べれば、遊び心と和の品が同居したテーブルに。

贈り物・お配りにもおすすめ
落雁は個包装・日持ち・形崩れしにくいという実務メリットが揃い、季節のご挨拶や職場のお配り、ちょっとした手土産に最適。意匠の意味をひと言添えると、ぐっと印象に残る贈り物になります。
例)「七夕の願いを糸巻の文様に」「今宵の名月のお供に」「ハロウィンのティータイムに」

さまざまな落雁を取り揃えています
森八では、歳時記に寄り添う季節の落雁をはじめ、茶席向けの上品な意匠まで幅広くご用意しています。自宅のひとときに、行事のしつらいに、そして贈り物に。お好みの文様と色合いを選んで、季節の景色をひと口の落雁に託してみませんか。オンラインショップ/各店舗でぜひご覧ください。