
七夕(たなばた)とは About Tanabata
七夕(たなばた)
七夕は、毎年7月7日に行われる星祭りで、織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が天の川を渡って
一年に一度だけ会うことができるとされるロマンチックな伝説に由来しています。
森八では、そんな七夕にちなんだ和菓子をご用意しています!

七夕の伝説
伝説とは、中国の古代伝説「 牛飼いの青年・牽牛(けんぎゅう)と天帝の娘で、織物の名手・織女(しょくじょ)」にあります。七夕は、天の川の両岸に住む織女(織姫)と牽牛(彦星)の物語です。
2人は結婚しましたが、結婚後に仕事を怠けるようになったため、天帝の怒りを買い、2人を天の川で引き離し、年に一度、7月7日の夜だけ再会を許されたというお話がも元になっています。中国でも毎年旧暦の7月7日に乞巧奠(きこうでん)という伝統的な祭りがあります。
七夕にちなんだ和菓子 Tanabata sweets
七夕特別上生菓子

- 左上/願い笹(ねがいざさ) 黒こしあん
- 右下/星合(ほしあい)白小倉あん
天高く伸びる笹竹に飾られた、色とりどりの短冊に願いを込めて…多くの願いが叶いますようにと作りました。※黒こしあん
星合(ほしあい)織姫と彦星が、天の川を渡り、年に一度だけ会う事を許された特別な日を表現しています。※白小倉あん
糸巻落雁

織物の名手だった織姫に由来し、糸巻モチーフとなっています。
一年にたった一度の巡り合いの日、織物の名手だった織姫が、彦星のために紡ぐ糸巻がモチーフの「糸巻落雁」です。
また中国の伝統的なお祭り「乞巧奠」では、針や糸、果物、菓子などを供えます。特に、五色の糸を用いたとされています。
“打ちもの”と呼ばれる干菓子を代表するお菓子です。 北陸のもち米の粉と和三盆糖を混ぜ、木型で押し固めて様々な紋様を象ったものです。 和三盆糖のまろやかで上品な味わいをお楽しみいただけます。
長生殿

長生殿は、一回り小ぶりな「小墨」、やわかな口溶けの「生〆」と3種ご用意しています。
加賀藩三代藩主前田利常公の創意と、小堀遠州卿の命名、揮毫により生まれて以来、四百年にわたり悠久の歴史を刻み続け、日本三名菓の随一と称えられた落雁でございます。
七夕との関係 「長生殿の誕生は利常から江戸表に召された三代森下屋八左衛門※が、江戸城の七夕の宴のために落雁を作るよう藩命を受けた時に由来する」と伝えられています。
※「森下屋」は森八家の初代・大隅宗兵衛が名付けた屋号