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金花糖

金沢のお雛祭りには欠かせない金花糖。
美しく盛り付けられた色とりどりの海の幸・山の幸は、
加賀藩政期より伝わる春の風物詩として、
幸せを願う人々の心を今も伝え続けています。

熟練菓子木型職人により彫り込まれた木型の合わせ型に、
煮溶かした砂糖を流し込み、徐々に冷やしながら中を中空に仕上げるのが伝統の技術とされ、
木型を開くと中から鯛や果物、野菜など山海の幸をかたどった様々な金花糖があらわれ、
これに一つ一つ丹念に色を塗り上げて完成する、あでやかな飾り菓子でございます。

金沢では旧暦でお祝いする風習がございますので、本店では4月3日まで店頭にて販売致します。

飾り終えた金花糖は、煮物など料理の味付けとして使用するのが一般的です。
小さく刻んでコーヒーに入れたり、飴のように頬ばったりして使う方もいます。

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