長生殿
加賀百万石の菓子文化を今に伝える、森八の代表銘菓長生殿(ちょうせいでん)。和三盆糖の澄んだ甘さとほろりとほどける口どけ、四百年受け継がれる“金沢を代表する落雁”です。
長生殿の歴史
寛永二年(1625)、森八の前身「森下屋」は加賀藩御用菓子司として金沢に創業。落雁は約五百年の歴史をもつ菓子ですが、その系譜の中で、三代藩主・前田利常公の御下命により誕生した長生殿は約四百年、金沢の茶の湯と歩みをともにしてきました。明治二年(1869)に屋号を森八と改めてからも、創製の志を受け継ぎ、「千歳」などの銘菓とともに金沢の菓子文化を支えてきました。
日本三名菓の一つ
長生殿は、日本三名菓の随一と称えられる金沢の落雁。利常公の創意に小堀遠州の命名・揮毫を得て生まれ、もとは殿様専用の菓子として尊ばれてきました。のちに城下へ広まり、七夕の菓子としても親しまれるように。いまも晴れの席や茶会にふさわしい上品さを保ち、受け継がれてきた歴史を静かに物語ります。
製法
原料は、伝統的製法で作られる徳島阿波和三盆糖と、北陸産のもち米粉。紅色は紅花由来の天然色素でやわらかく染め上げます。細かなふるいで和三盆糖を木型に丁寧に漉し(こし)込み、げんべらで強く打ち込むことで成形。さらりと消える口どけと、和三盆ならではの澄んだ甘みが生まれます。創製以来変わらぬ素材と手わざ、それが長生殿の品位を支えています。
特長・こだわり
和三盆
徳島の在来品種「竹糖(ちくとう)」を原料に、今も手しごとで丁寧に作られる上質な和三盆糖を使用。きめ細かな甘さと澄んだ後味が、長生殿のほろりと消える口どけを引き立てます。
天然色素
色付けには、紅花由来の伝統な食用色素を採用。口紅にも用いられてきた穏やかな色合いで、合成着色料に頼らず、やわらかな紅の優しい発色が美しさを添えます。
その他の長生殿の種類
長生殿 生〆(なまじめ)
古来、金沢の茶席で珍重された特別仕立て。製造時の蜜を含んだやわらかな状態を乾燥させず、すぐに密封包装しました。ふわりとほどける口溶けと、和三盆糖の豊かな風味が生きています。
長生殿 小墨(こすみ)
通常より小さめの、お子様や女性の方でも食べやすいサイズ感をご用意しました。上品な甘さと軽やかな口どけはそのままに、日常のお茶うけや来客時にも使いやすい一枚です。
仏事用(白のみ)
白一色の長生殿は、法要や御供えにお使いいただけます。四百年の伝統の味を、大切なご法事に。
商品情報
- ・賞味期限:約40日
- ・保存方法:直射日光・高温多湿を避けて保存
- ・アレルゲン:小麦
- ・栄養成分(1枚(14g)あたり):熱量54kcal、たんぱく質0.2g、脂質0.07g、炭水化物13.2g、食塩相当量0.003g
- ・バリエーション:4枚入り、8枚入り、16枚入り、24枚桐箱入り
