伝統名菓 千歳
森八の「千歳(ちとせ)」は紅白の和三盆糖が美しい、加賀百万石を象徴する雅やかな祝い菓子。縁起のよい意味が込められており、結婚・出産・長寿など慶びの席にふさわしいお菓子として古くから親しまれてきました。

千歳(ちとせ)について
祝いの場にふさわしい、森八の代表名菓です。中には深いコクのある飴炊きこし餡。これを弾力ある求肥で包み、富士山のような形に整えた後、本紅で染め分けた紅白の和三盆糖をたっぷりとまとわせました。
「紅きは旭日の瑞相を表し、白きは鶴の毛衣を象る」__その姿は、見た目にも美しく、おめでたい場にぴったりの和菓子です。

千歳の由来と歴史
その起源は、森八家の始祖・亀田大隅が一向宗徒を治めていた時代、兵糧として用いられた「千歳鮓(ちとせずし)」に遡ります。時を経て、加賀藩御用の菓子屋「森八」として金沢の地に根を張り、幾代にもわたり改良を重ねながら、今日の姿に進化しました。400年にわたる時を超えて、今も手づくりで一つひとつ、心を込めてお作りしています。
※「千歳鮓」は森八の登録商標です

こだわりの製法
飴炊きこし餡

代々受け継がれてきた“蒸餡”製法による、金沢特産の米飴を贅沢に用いた、飴炊きのコク深いこし餡です。
求肥

北陸産の羽二重粉を用いたコシのある求肥で包み、しっとりやわらかな口あたり。丁寧に包み込みます。
和三盆糖

厳選した徳島県の上質な和三盆を使用。紅白に染め分けた美しさと、口溶けの良さが魅力です。
美味しいお召し上がり方
- ・カット方法:絹糸などで結ぶように切ると、美しい断面でお楽しみいただけます。
- ・保存と食べ頃:米飴を使用しているため、冷えると皮がやや固くなります。20℃以上の室温に1時間以上置いてからお召し上がりいただくと、やわらかさが戻り、より美味しくいただけます。
6件中1件~6件を表示